Yamanobe Architects Office
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2010.03.31

年度末。

明日から新年度です。

いつも思うことは来年の年度末は何をやっているだろうか、こうなっていたい、こんなことをしていたい。

なんてことをいつも考えていますが。

自分の干支の卯のようにピョンピョンとはいかず、亀です。

来年度の目標を立て、何はともあれ新年度を迎えられることに感謝です。

N様邸では左官下地の木摺り張りの作業が続いています。

2010.03.29

初心。

今はただひたすらに依頼主に喜んで頂けるように仕事をしていますし、しなければとも思っています。

それと同時に建築家としての自覚や何が出来るのだろうと具体的に考え始めたのは30代になってから。

昨日のテレビで建築家の坂茂さんの特集をしていました。氏の紙の建築は学生時代に衝撃を受けたことを記憶してますが、紙という素材をきっかけに自分の出来ることを見つけたとおっしゃっていました。

自分は・・。

小さなことですが、自分の生まれ育った日本、信州、松本、山辺。

家族、友人、支えて頂いた方、支えて頂いている方、依頼主など沢山の皆様への感謝と同じ様に地元への感謝。

その恩返しをどのような形でできるか。そこから考えていくことが自分にとっての第一歩な気がします。

情けないですが、まだ具体的には見つけていませんが・・・。

改めて、そんな初心をテレビを見ながら考えました。

そして今日、尊敬する木工家の前田純一先生から工房の素敵な写真をメールで頂きました。

自分が建築を志した出発点は先生の工房での感動です。この風景です。

先生にはいつも助けて頂いてばかりで恐縮ですが、

この感動が自分の原点です。

何が言いたいかよく分からなくなりましたが、「初心忘れるべからず」小さなことからコツコツと。

自分にできること、自分にしかできないことを早く見つけて、表現していきたいです。

2010.03.27

久しぶりに天気が良くて気持ちのいい日ですが、今朝は冷え込みました。

N様邸の敷地は準防火地域になりますので延焼線の範囲内のサッシは防火仕様のサッシにする必要があります。

特に一般のサッシと変わってくる部分がガラスです。

よく見かける網入りガラスです。

ガラスが熱によって砕け散るのを防止するためですが、やはり視界の邪魔になります。

N様邸の防火サッシはN様の強いご希望で、耐熱強化ガラスを使用しています。網のない防火ガラスです。見た目は普通のガラスと全く変わりません。

私自身も初めて使いましたが、やはりいいです。

2010.03.24

いつもお世話になっております、白沢建装店の白沢さんのホームページが開設致しました。

左官日和という左官職人ならではのブログも見れます。

当事務所とともに宜しくお願い致します。

http://www.sakankabe.com/index.html

2010.03.20

幅広床板。

N様邸の床仕上にはレッドシダーの幅広材を加工して床板として仕上げます。

当然、無垢の板なので傷がつきやすく、いずれ狂いが生じますが、巾280mmで厚みが38mmの床板は温かみのある優しい空間を演出してくれると思います。

もちろんN様の趣味志向、御理解がなければ実現出来ません。

これから大工さんの加工場で溝加工を施し、雇い実矧ぎで施工していきます。

2010.03.19

N様邸。

現場ではサッシの取付け作業が行われています。

外部建具は全て木製サッシで職人さんが制作した物です。

ひとつひとつ丁寧に大工さんが取付けていきます。

2010.03.17

石の教会。

人類が古くから利用してきた素材の代表といえば、木材、漆喰(石灰)、そして石。

久しぶりに建物を見に行きたくなり、石の教会を見学してきました。

建築的なことは有名なので省きますが、重厚で光の陰影が優しく映る石という素材も日本人の感性には合うのではと思いました。

光の陰影、路地的動線、祈りの空間、良い刺激になりました。

2010.03.14
漆。

今朝のNHKで漆の国内生産量一位の岩手県二戸市浄法寺の漆掻き職人のドキュメンタリー番組を放送していました。

感動しました。

漆は春から秋迄の半年間で一本の木からわずか牛乳瓶一本分しかとれず、職人達は木とまさに対話しながら漆を掻いていきます。

秋になると掻き終えた漆の木を切り倒し、蒔きにし、その灰は次の世代の漆の木の肥料となるそうです。

職人さんは、「本当は木を切り倒したくはない、でも、切り倒すことは木にとっても、職人にとっても、次の世代につなぐための命の循環なんだ」と。

西洋文化は自然を支配しようとする文化、日本文化は自然と共存しようとする文化、とは聴いたことがありますが、縄文時代から続く漆文化はまさに日本を象徴する文化の一つだと改めて実感しました。

現在、日光東照宮の補修作業が行われているようですが、浄法寺漆を使用しているそうです。

30年前にも行われた際には中国産も使われたそうですが既に傷んでいました。

逆に、同時代に国産漆を塗った個所は全く問題が無く、ほとんど同じ成分の漆なのに違いが出たのは、木が育った環境の違いなのだそうです。

昔の大工さんも近所の山から切り出した丸太を適材適所で使っていました。高度経済成長期には安い外国産に取って代わられましたが、現在では、建築の世界でも国産材を使う動きが盛んです。

設計士としては良い材料、良い素材というものは常に知っておきたい、使いたいという欲求がありますがそれは国産、外国産限らずです。

国産材ならば全てが良いものという傾倒はせず、広い視野でいたいと思いますが、その土地で育ってきたものを食べ、使うことが一番自然なのだと言うこともよく分かりました。

何より、日本の職人達の心意気、自然への感謝というものが本当に美しく、素晴らしいことに感動しました。

「漆」 の英語訳は 「Japan」

恥ずかしながら知りませんでした。

また一つ感動です。

2010.03.11
N様邸。

無事に富山からキマドさんのサッシが搬入されました。

木製でペアガラス。結構な重量となります。

2010.03.9
雪。

冬の冷気や雪を保管出来れば夏の冷房に活かせるのでは・・。東京の設計事務所で働いていた時に真剣に考えたことがありますが断念しました。コストが合わないと言う結論が出たからです。

何年か前の洞爺湖サミットが開催された建物では、地下倉庫に雪を貯めて夏の冷房に使っているという記事を見た時には、驚いたことを覚えています。

三月になってから結構雪が降っています。今年はこれで見納めかなと思いつつ雪かきをしていますが、溜まっていく雪を見ていると、もったいないなぁと感じてしまうのは職業病なのでしょうか。

2010.03.08
竹。

N様邸の垣根にも使う竹。

CO2の吸収や成長がはやく、かなりのエコ建材で世界中から注目を集めているのだそうです。

竹の生育の環境に適した日本では身近な存在で様々な製品や建材として利用してきましたが、新建材が出てきたことから需要が減り、邪魔者扱いされるようになっています。

設計者としては竹材を上手に使いたいと思っています。

そういえば、桂離宮の竹垣は見事でした。

2010.03.05
兎小屋。

高度経済成長時代、欧米諸国からは日本の住宅は狭くて暗い兎小屋のようだと揶揄され、嘲笑されてきたことは有名です。

今でも、日本を含め中国や韓国では大きく立派に見える住宅が好まれたり、価値があると思われているようです。

個人的には必要最小限で季節や用途に応じて部屋も衣替えすることを考え工夫してきた先人達の知恵や技術はとても素晴らしく、見直されるべきではないかと思っています。

小さな住宅は省エネという観点からみてもとても有利になります。

価値観には個人差があり押しつけすべきではありませんが、「建築計画の段階で本当に必要な物、大きさは何なのかをしっかり検証し、提案していくことがこれからの建築家には求められる。」先日の講演会での中村勉先生のお言葉です。

兎小屋・・シンプルで気持ちのいい日本のエコ住宅。

こんな使われ方、いいなと思います。

2010.03.03
長野プロパンの松田さんと打合せをさせていただきました。

電力、ガスのようなエネルギー源はエコ、CO2と言ったことに直結することなので、各大手企業は最新技術を駆使した機器を研究、開発しています。

その環境技術の情報や建築界での環境に対する動きなどを含めての話し合いをさせていただき、とても有意義な打合せとなりました。

ありがとうございました。

2010.03.01
百年に一度の大不況と言われている昨今、大手住宅メーカー等では百年に一度の新築のチャンスという事で宣伝しています。

確かに国の補助金などの補助事業は自分が把握しているだけでも8事業、今年はさらに増えると言われています。

ただし、いつまで続くかは景気しだいと。

建主にとっては様々な選択肢ができて良いと思いますが、実務側としては賛否両論あるのは事実です。

間違いなく言えるのは、省エネ、ゼロエネ建築へと向かうことで、それが当たり前となることです。

当事務所としても積極的に取り組むべき課題の一つです。